今日からいよいよ北海道へ向け北上します。
神戸から彦根まで高速に課金して、彦根港9時発のオーミマリン竹生島航路「第五わかあゆ」に乗船。船体前部や客室内部には彦根藩井伊家の家紋が、船全体は井伊家のシンボルカラー的な赤にラッピングされています。
御船印は乗船券とセットでのみ購入できるらしいです。
約40分で竹生島に到着しました。
予備知識なしで来たので、まずは案内図を見てどのようにまわるか考えます。
お土産屋さんを抜けて、
いきなりの階段。朝からいい運動になります。
一番上にある「宝厳寺本堂」にお参り。
ちょっと下の三重塔と宝物殿も見学。宝物殿は別に料金がかかりました。
この日は天気が良く、階段の上り下りでいい汗をかきました。
全体的に落ち着いた感じの竹生島ですが、唐門は派手ですね。竹生島でこの唐門だけ国宝になっています。
観音堂の中を抜けると
都久夫須麻(つくぶすま)神社への渡り廊下的な「舟廊下」に出ます。
都久夫須麻神社にお参りして、
竜神拝所へ。左奥に見えるのは多景島?鳥居まわりの地面が白いのは、願い事を書いて投げると願いが叶うかも…の「かわらけ投げ」の素焼きの皿が積もったものです。
舟廊下を外から。北海道にいるとあまり江戸時代以前の建物などに触れる機会がないので、古い木造建築に触れると新鮮な気分になります。
島の滞在時間は80分でしたが、1時間くらいで見終わったので、出港まで港で待機。
竹生島11時発の船に乗船します。
お昼は「ちゃんぽん亭新松原店」で近江ちゃんぽん。食券売場でノーマルちゃんぽんを買おうとしたら、店員さんに「期間限定の肉吸いちゃんぽんが、最後の1杯だけ残ってますがいかがですか?」と声をかけられ、それならと購入。
以前旅人さんに「大阪千日前「千とせ」の肉吸いは美味いからぜひ行ってみて」と言われたのが、少し頭に残っていたのもあります。
近江ちゃんぽん、美味しいです。近所にあったらリピしたいですね。
敦賀に移動して、赤レンガ倉庫横の駐車場に車を停めて、キハ28を眺めて、倉庫を見ようと思ったら、
まさかの休館日。調べると周りの鉄道資料館なども全て休館日で、普段は必ず下調べをしていくのですが、何曜日と間違えたんでしょうね。
駐車場でどこに行こうか調べていると、突然の衝撃音。外に出ると隣の車にドアパンされていました。風が強くドアが煽られたという事情はわかりましたが、60台入る駐車場の9割以上空いていたのになんでわざわざ隣に来るんや…とぼやきたくなりました(この接触に関しては示談済みです)。
これなら手前の長浜市でいろいろ観光したほうがよかったかも。
敦賀からは国道8号線を通らず、北陸本線の廃線跡を辿ることにしました。
トンネルは鉄道時代そのままで、車のすれ違いが出来ないので信号付き。
煤だらけのトンネルをくぐると、ちょっと運転士気分。
30分くらい走ると、ちょっと広くなっている場所に着きました。
山中信号場跡は、本線部分は道路になっていますが、スイッチバックの待避線が線形もはっきりわかるように残っていて、しばらく歩き回りました。
大桐駅跡はホームも残っていました。
南越前町役場今庄支所の駐車場に、D51が保管されていました。この「D51 481」は岡山・島根など中国地方を走っていた車両で、北陸線に直接の縁はないようですが、保存状態は良く手をかけられているのが伝わってきます。
越前市内に入り、北府駅横の福井鉄道の保存車「200形」を見学。
木造のシブい駅舎の北府駅の中にある、
福井鉄道の資料館も見学。
夕食は武生の「ヨコガワ分店」で、ボルガライス。
オムライスの上にトンカツが乗っているという、ビジュアル的にはB級グルメですが、美味しい+美味しいの組み合わせが美味しくないわけがなく、大満足でした。
北鯖江PAに入っているローカルコンビニ「オレボステーション」で朝食用のスパムおにぎりを買って、大野市のとほ宿「ねこばやし」さんへ向かいました。