もともと長崎市内を車でまわるつもりはなく、市内で長時間置いておける駐車場を探していました。場所や最大料金を考えると、市営松山町駐車場が良さげだったので、8時40分頃入庫して、駐車場の事務所で長崎電軌の1日乗車券(600円)も購入しました。
長崎の路面電車は1乗車140円で、ICカード利用なら2駅隣までは100円なので元は取れなさそうですが、なぜか都度払いよりお得に感じてしまう不思議。
路面電車で平和公園から大波止へ移動。
出島に入る手前の公園には、9ヶ所に隠れミッフィーがいるらしいのですが、ヒントの紙を持っていても3ヶ所しか見つけられず。難易度高いな。
55歳のおっさんがいつまでもミッフィーを探して公園をウロウロしていると通報されそうなので、適当に区切りをつけて出島に入館。
見所がコンパクトにまとまっていて、520円は良心的ですね。
4ヶ所目の特大ミッフィー見つけた。
以前から気になっていた長崎電軌が走る路地で撮影。車で走るのはちょっと怖いかも。
歩いて浜町アーケードへ。入口に国道のおにぎりが表示されているのが珍しいですね。
お昼はトルコライス目当てで「ツル茶ん」へ。
思ったよりトルコライスの種類が多いけど、ここは人気メニューの「昔懐かしトルコライス」で。
バターピラフの上にトンカツとミートソースがかかっていて、カテゴリー的にはガッツリ系のB級グルメだと思います。トンカツがソーセージだったら、カリフォルニアベイビーのシスコライスだなぁと思いつつ完食。
長崎駅前の「ホテルニュー長崎」1階にある「STLOCAL」ショップ前にある魅惑のガチャ。長崎バス停アクスタと方面看板アクスタを1回ずつ引きました。
歩いて長崎港ターミナルへ行き、軍艦島クルーズの手続きと御船印の購入。思ったより人多い。元々人気があるのか、軍艦島が舞台のドラマ「海に眠るダイヤモンド」の影響か。
外の乗船待ちにも長い列が出来ていたので、早めに列に並びます。
中の窓際は空いてなかったので、ここでも後部甲板へ。
伊王島大橋をくぐり、
高島の横を通って、
約40分で軍艦島(端島)に到着。
カーブしているコンクリートは港と住居地区を結んでいたトンネル。
上陸すると3つの班に分けられ、貯炭場前・総合事務所前・仕上工場前の3ヶ所にある広場でそれぞれの班が交代で説明を受けます。
広場から見えるのは炭鉱の設備が中心で、上陸してみられる住居地域は、1枚上の写真の中央に見える黒ずんだ30号アパートと、その左の31号アパートくらいです。
欲をいえばアパート群の中心部や小中学校病院なども見たかったのですが、この崩壊具合では安全上行けないのも仕方ないのかもしれません。
島に上陸していたのは35分くらい。出港してすぐに別業者のツアー船が港に向かっていました。
ここからは軍艦島の周りを一周。
左右両サイドの乗客から見えるようにいろいろ向きを変えてしばらくグルグルと。
この角度で見る端島が一番軍艦に見えるかも?
行きは撮れなかった三菱重工長崎造船所のジャイアントカンチレバークレーン(右端)もよく見えました。
以前、同じ長崎県の炭鉱の島「池島」のツアーに参加して廃墟の炭住を見て島に宿泊もしたので、軍艦島はメジャーすぎてどうかな…と思っていましたが、メジャーにはメジャーなりの理由があることを再確認。
降りてからそのテンションのままジュンク堂書店に行き、軍艦島関係の本を買うくらいに印象に残った2時間半のツアーでした。
長崎港ターミナルで同じ建屋に入っている五島産業汽船の御船印も購入。なるべく御船印の購入だけでなくその航路に実際に乗るというマイルールからは外れましたが、過去にもあったし、あまり厳密すぎるのもなぁと自己弁護。そのうち機会があれば乗りに行きます。
同じく未乗船の野母商船のチケット売場もありましたが、売場に人の気配がなかったので購入はスルー。
長崎駅そばの「アミュプラザ長崎」にある「北海道うまいもの館」には、セコマ商品のコーナーが。セコマとONちゃんは北海道の枠を超えてグローバルに展開していますね。
市営松山町駐車場に戻り精算。9時前から17時頃までで620円(昼間の最大料金)でした。
結局路面電車の利用は、平和公園~大波止・崇福寺~長崎駅前・長崎駅前~スタジアムシティサウス・スタジアムシティノース~平和公園の4回…都度ICカードで払ったほうが安かったですね笑
この日は諫早のトラックステーションで車中泊しようかと思っていたのですが、今回長崎で行きたい場所には全部行ったので、もう少し進もうということで長崎バイパス~武雄北方ICまで高速に課金。
インター近くの「井手ちゃんぽん」本店へ。
ちゃんぽんとギョーザ、どちらも美味しかったです。
井手ちゃんぽんのすぐ近くのスーパーの駐車場にコインランドリーがあったので洗濯して、この日は「道の駅しろいし」で車中泊。