もうお腹いっぱい?

翌朝、塩屋海岸の展望台で海を見ていると、頭からモロに波をかぶって全身びしょ濡れに…
だけでなく、デジカメも天に召されてしまった…
のでしばらくは携帯で撮った写真です。
気を取り直し、この島イチオシの観光地「星野洞」へ行ってみるが、人の気配がなく事務所に書かれていた番号にTELすると、30分くらい待ってようやく人が来た。
待たせ賃ということで少し安くしてもらい中へ入る。

ここの案内は、決して小さくはない昔ながらのラジカセを首からぶら下げながら、テープの説明を自分で再生停止しながら聞いてまわる方式になっている。
人気がない鍾乳洞はちょっぴり怖く感じる。

島の7割が見えるという「日の丸山展望台」へ行く。
ここからの景色は北海道っぽいと思う。

お昼は某所にて、幻の魚と言われているインガンダルマを食す。
インガンダルマの身には人間の体で分解できない脂分が含まれているため、食べ過ぎるとお尻から脂が垂れ流し状態になってしまうということで販売禁止となっている、ちょっといわくつきの魚なのです。
照り焼き、塩焼き、干物、刺身。
一応初心者の目安になる5切れ分をいただく。
照り焼きが甘くて一番好みの味。
焼くと脂分が出るから多く食べられるかと言ったらあまり関係ないらしい。
お尻は無事だった。
夕方「だいとう」に乗り込み、製糖のみんなと合流。盛り上がる…
予定だったが、結構揺れる上にこの船は
「飲酒禁止」
なので、早々に寝る。
大東の人は禁酒に至った事情を知っているみたいだけど、あまり言いたがらないんだよね…

2か月ぶりに見る南北大東島以外の島影。
なんとなくみんな甲板に出てきて眺めている。
本州から来た人たちは、みんな沖縄が好きで来てるはずだけど、もう沖縄はお腹いっぱいになって早く帰りたがっているのが面白い。
でも月日がたてば、また空腹になって沖縄へ戻って来たくなるんだろうなあ。