台北での一夜を過ごした翌朝、宿から台北駅へ向かうところでよく見ると日本企業の看板がかなり目立ちます。一昔前のイメージとしてある、車や家電の看板よりも外食系やユニクロ・無印良品などお気軽に利用出来る系の店舗をよく見かける気がします。
こういう感じの広告には台湾のモデルさんが使われているのがほとんどですが、佐々木希は別格ですね。
台北観光の2日目は台北駅からMRTに乗ってまずは龍山寺へ。
台北で一番古いお寺ですが、台北中心部にあるからか参拝客も多いけど日本人観光客も多い!
中華系のお寺に行くと、やっぱり屋根や柱の細かい彫刻に目がいきます。
日本のお寺は比較的モノクロームの世界のイメージがありますが、中華圏ではとにかく派手な色彩なのは何か理由があるのでしょうか。
若者向けの街らしい西門町まで少し散策してから蒋介石が祀られているモニュメント、中正紀念堂へ。
こちらにも、昨日の忠烈祠と同じく衛兵がかなりの暑さの中、身動き一つせずじっと立っています。やっぱり時間ごとに交代しているのでしょうか。
お昼はお手軽に台北駅の吉野家で。約500円の牛丼並のセットを注文したのですが、キムチとアツアツの茶碗蒸しとレモンティーが付いてきました。同じようでも細かいところが少し日本と違いますが、牛丼の味は全く一緒(笑)。
お昼を簡単な牛丼にしたのは、台北からすぐに出る「普悠瑪」号に乗ろうと思ったからなのですが残念ながら満席だったので、次の列車で移動することに。
特急にあたる「自強」号で台北から約100分、苗栗という街に着きました。ここには駅から歩いて2~3分の場所に昔の車両を展示している場所「苗栗鉄路車両文物展示館」があります。
蒸気やディーゼルの機関車、客車など10両ほどが展示されているのですが、半分位は日本製でした。
こういうのはちょっと嬉しい。
ここではむしろ、展示館の隣に留置されている車両や、
投煤練習場と書かれた謎の施設、
昭和の国鉄っぽい貨車などにそそられたところもあったりなかったり。
苗栗から1つ台北側に戻った豊富駅からは来月開業する台湾新幹線の3駅のうちの1つ「苗栗」駅が見えました。
台北駅で1本早い特急に乗れていれば、あの駅のそばまで行けたかもしれなかったのですが、今回はホームから眺めるだけです(´・ω・`)
豊富からはさらに戻って新竹駅で下車。この駅舎は1913年の日本統治時代に建てられた駅舎がそのまま使われていて風格が感じられます。台湾の国鉄は、日本の国鉄時代を感じられるような車両・設備がまだまだ現役で頑張っている印象があります。
この日、午後から台北を離れたのはこれらの鉄道設備を見に行ったのが目的ではなく、昨日士林夜市で食事をした台北在住の旅人さんのお母様と、旅人さんのご実家のある新竹で食事をする約束をしていたので、少し遠出をしたのです。
今思えばこの日は新竹に宿を取っておけばよかったですね……