列車と大して時間は変わらず料金が安いと聞いて、朝一は台北のバスターミナルから高速バスで台中に向かうことにしました。
乗ってみると3列シートのスーパーハイデッカーで旅の期待が膨らみます。
台北市内を順調に抜け、高速に乗ったら一気に台中へ……と思ったらなんか様子が変です。高速が混んでいて、ちょっと動いては渋滞の繰り返しになっています。
結局2時間強で着くはずの台中まで3時間位かかってしまい、タッチの差で乗ろうと思っていた自強号に乗れず少し時間が余ったので、駅近くにあった病院がリノベーションされた宮原眼科を覗いてみます。
中はちょっと高級なお菓子屋さんになっていてお客さんもガッツリ多いです。
売ってるお菓子はちょっと予算的に手が届かなかったかな……
台中からは自強号で約2時間、この日の目的地台南に着きました。
この日の宿は駅前にあったのでとりあえずチェックイン。
ホテルの1階にある7-11の60元券とコーヒーショップの無料券を2枚づつもらいました。
ホテルの目の前がバス停なのですが、どのバスに乗ったらいいか迷ってるうちに1本見逃したらしく、安平に着いたころには大分日も傾いていました。
なんとか安平の城塞「安平城堡」を見るともう観光施設はどこも閉館の時間(´･ω･`)
なんとか安平の城塞「安平城堡」を見るともう観光施設はどこも閉館の時間(´･ω･`)
なのでここからは切り替えて……安平に行ったらまずはこれ食っとけ的な「同記安平豆花」へ。
豆腐3種類、トッピング4種類の中から組み合わせて食べる豆花は、ここのところ濃い系のモノばかり食べていた胃にとても優しい味でした。
竹炭黒豆とタピオカの組合わせで一皿30元≒110円位。2～3皿はイケそうでした(￣▽￣)
安平豆花の店からさらに海のほうに向かっていくと1隻の船が停泊していました。
この船は……色こそ変わってしまっていますが、まず元東日本フェリーの高速船「ゆにこん」で間違いなさそうです。
東日本フェリーから売却された「ゆにこん」は、「今日之星」と改名されて台南安平港と離島の澎湖馬公港を結ぶ航路に投入されていました。
その頃は塗装はそのままでイルカマークも入っている状態で運航されていて今回の旅行でぜひ乗ろうと計画をしていたのですが、ネットで調べてみても運航会社も時刻表も見当たらないし、またどこかへ売却されたものと思っていました。
その後さらに調べてみると、運航会社が破綻した後、東東グループという外食チェーンのグループが今日之星を購入してレストランクルーズ船として生まれ変わらせるため、安平港に停泊して改造工事を受けるとの記事を見つけました。
年底前開幕 東東之星展開装修(yahoo!奇摩)(中国語です)
ここまで調べて、ひょっとしたらという期待を込めて行ってみると、停泊していたのでちょっと安心ε-(´∀｀*)
安平の街に戻ってここもとりあえず行っとけ的な「周氏蝦捲」へ。
エビプリップリッすなぁ(笑)
安平には他にも軍艦の博物館があったり、四稜郭の億載金城があったりと見所は多いのですが、この日は乗り継ぎが悪かったのでほとんどまわることが出来ませんでした。これらは次回以降のお楽しみということで。
バスを途中で降りて、元デパートの建物がオシャレな雑貨屋さんとして生まれ変わった「林百貨」にちょっと寄り道。
こちらは人の多かった宮原眼科と違い落ち着いた雰囲気でした。行った時間も関係あるのかなぁ。
そろそろ下着の洗濯を……ということで、20時半頃台南駅裏にいっぱいある「自助洗衣站」へ。
自助＝セルフ、洗衣＝洗濯なので、普通のコインランドリーかと思って行くと、中にオジサンがいて汚れものをカゴに放り込めと。80元と言われたので金を払い、時計の仕草をすると22時30分と書いたメモを見せられたので若干の不安を抱えつつ一旦ホテルに戻り、2時間後……
パーフェクトな仕上がりで戻ってきました(笑)。
確か自分で洗濯機と乾燥機にお金を入れてもそのくらいかかったと思うし、このシステムは(･∀･)ｲｲ!!ね。