そろそろ「お前はいつまで遊びまわっとるんや」という声が聞こえてきそうですが、日程的にも場所的にもここがちょうど折り返しとなります。
朝。宿に荷物を預けてデイパック一つの身軽な装備で、イミグレーションまで歩いてきました。
向かって左側がタイの出国審査の場所です。
出国審査では、出国カードを提出して何日いるのか聞かれ、日帰りと答えると「向こうでエントリーパーミット代として500バーツかかるから」と言われただけであっさりと出国のスタンプが押されます。
ミャンマーの入国審査へ向かいますが、歩道に座っている物乞いの人はどうやってここに入ったのでしょうか……
初めての陸路国境越え!右がタイ、左がミャンマーです。正直もう少し緊張感があると思っていたのですが、割と普通の川ですね……
ミャンマーの入国審査は向かって右側になります。
タイは左側通行、ミャンマーは右側通行なので、車も橋のあたりで反対車線に移ります。
ミャンマーの入国審査で日帰りというと、パスポートと引き換えにエントリーパーミットを発行してもらいました。
入国はしたけど、特に目的があるわけでなくどうしようかと思っていると、早速トゥクトゥクのドライバーが営業をかけてきます。
定番の観光場所は6ヶ所位あるらしく、全てをまわって200バーツと言われたのですが、全部まわると結構時間がかかりそうな気もしたので、2ヶ所で100バーツでどうかと言ってみると交渉が成立したので、案内をお願いすることに。
ちなみに、タチレクではタイバーツがそのまま使えるので、ミャンマー通貨への両替は不要です。
まずはシュエダゴンパゴダへ向かいます。
到着すると、まずは入口で靴を脱ぎます。すると日傘を持った少年が寄ってきて、案内するというので流れに乗せられるがままに、祭壇へ花と線香を捧げてお祈りをして、
仏像のある場所でも別の花を買ってお祈りを捧げました。
もう1か所は首長族の村へ。まだ朝早いからかお土産屋さん以外は特に何もなく、写真を撮ってお土産を買ってその場を後にしました。今回は流されるままにただまわっただけですが、もう少しいろいろ調べて理解しておかないと、ただ行っただけで終わってしまうね……
国境近くまで戻って、タチレクの市場を散策。
市場をプラプラしてると上の写真のような、タバコ兼バイアグラ売りがかなりのしつこさで寄ってきます。
そして、トゥクトゥクの運転手にも、タバコ売りにも「レディーイルカ?」「オキヤアルヨ」と。
正直朝からシンドイ……
なんかいろいろな思いをかかえつつ、タイへ戻ることにします。
ミャンマーではミャンマー人のペースに乗せられてる感があったなぁ……
ミャンマーの出国審査はタイへ向かって右側で。ここに顔を出してエントリーパーミットと引き換えにパスポートを受け取ります。
タイの入国審査はタイに向かって左側へ。ミャンマーからタイのイミグレの途中で左へ移らないといけません。
入国カードを書いて提出して、簡単な荷物検査があって無事にタイへ再入国。
メーサーイのイミグレのすぐそばには、タイ最北端の碑があります。地図で見るとホントの最北端はここではないようですが、日本での最○端ほどのこだわりはないような気もします。
メーサーイは最北端と言っても最果てのイメージはなく、むしろ市場なども活気がありました。ミャンマーナンバーの車が走り、ミャンマー人がメーサーイの市場でモノを売る……ミャンマーの女性はタナカという日焼け止めを顔に塗っている人も多いので、見分けがつきやすいです。
最北端の碑からミャンマー側を。ホントに単なる小川ですね。
宿で荷物を受け取って、宿近くのゴールデントライアングル経由チェンセーン行きソンテウ乗り場へ。ボーダーからは500mくらい南にありますが、手書きの看板(英語)が出ています。
30分くらい待って出発。メーサーイから約40分でゴールデントライアングルに着きました。
ここは、タイ・ミャンマー・ラオス3国の国境が接している場所で、ずっと行きたかったところです。
なので、普段はあまりしない自分を入れた写真も撮ってもらいました(笑)。
一通り見てまわったので、チェンセーン行きのソンテウを待っていたのですが……
30分位待ってると、近くにいたツーリストボートの係員に
「今日はもうチェンセーンに行くソンテウは来なさそうだから、モーターサイ(バイクタクシー)で行ったほうがいいんじゃない?」
と言われました。
モーターサイだとチェンセーンまで100バーツと聞いて、
(´-`).oO(……まだ13時半だからもう1~2便くらいは来そうだけど、今日はもう早めに宿に入ってゆっくりしたい……)
という気持ちとのせめぎあいの末……
使ってしまいました(汗)。うまく口車に乗せられた感も無きにしも非ずなのですが、今日の宿は早めに入りたかったという欲求も頭をよぎったのです……
今日の宿は、多分今回の旅で一番ゴージャスな部屋ではないでしょうか。これでも朝食込みで2000円前半なので、お得感がハンパないですね……
この日は、メコン川を眺めながらゆったり過ごすことが出来ました。