実家には1泊だけして、いよいよ沖縄へ向け出発です。
今回は新大阪駅内に寄りたいお店があったので、JRで新大阪まで行き、新大阪からはバスで伊丹空港へ。
バスも5人くらいしか乗ってませんでしたが、伊丹空港もガラガラですね。
伊丹から那覇まではJALのクラスJで。1000円の課金でこの広さと設備はコスパがいいので、JAL系に乗るときは、取れればクラスJを取るようにしています。空港はガラガラでしたが、沖縄行きの飛行機はそこそこの搭乗率で、窓際の席は取れませんでした。
伊丹から2時間ちょっとで、那覇空港に到着。自分が来るときは毎回どんよりお空ですが、今回も……
ゆいレールで牧志まで移動して、バイクを預けている友人の家やセンベロの多い栄町市場から近く、バイクなら無料で置かせてもらえてスペースも広いなどの理由から、那覇の定宿になりつつある「Mr.KINJO Eminence inn Makishi」にチェックイン。ここには3泊しました。
翌日はバイクのタイヤ交換をしようと南海部品へ。前のブレーキパッドがほぼなくなっているのでそれも交換したかったのですが、台湾バイクだとパッドの形状がバラしてみないとわからず、在庫がないと工賃だけかかるとの理由で出来ず。時間をもらえれば可能とのことでしたが、結局島に渡ってから通販で購入後、交換しました。
沖映通りと国際通りの交差点。日曜の午後とは思えない寂しさですね。いつのまにかこの交差点で目立ってた「味の時計台」も閉店してるし。
島に渡るとファストフードが食べられなくなるので、積極的に食べていきます。
この日はサンライズ那覇にあるローカルハンバーガーチェーン「Jef」で上間天ぷら店とのコラボメニュー、フィッシュアンドチップスにしました。
午後は首里城へ。
今は400円払うと中に入ることが出来ます。
中では復興工事の様子を見ることが出来ます。
貴重な復興工事の様子が見られるのも今のうちとも考えられるかもですね。
首里城への行きはゆいレールを使いましたが、帰りは首里金武町の石畳を下って歩いて宿まで戻りました。
沖縄のスーパーは、他地域に比べて明らかに置いているモノが違うので、見ていて楽しいのですが、とあるスーパーで北海道の倉島乳業の牛乳が売られているのを発見。県産牛乳が品不足のためと書かれていたので、レアかもしれません。でも容量は沖縄仕様の946ml(4分の1ガロン)になっていました。
この日は太平洋戦争開戦の日だったからというわけでもありませんが、プチツーリングで平和祈念公園へ。
公園内の摩文仁の丘には各県ごとに戦没者の墓苑があるのですが、各県で個性が出ていて見ていると飽きないです。
摩文仁の丘に全ての県の墓苑が入っているわけではなく、以前山形の仲間と来たときに糸満の街のほうにある山形県の墓苑まで行ったことを思い出しました。
googleナビを信じて進んでいると、ダート道とか走らされて、やっとの思いで沖縄本島最南端の喜屋武岬へ到着。
喜屋武岬はあまり観光地化されておらず、普通に行ってもホントにここでいいの?と言いたくなる細道を進んだ先にあるので、喜屋武岬への小さな案内標識が見えたときには心底ホッとしました。
「Mr.KINJO Eminence inn Makishi」は、別館側だと部屋からゆいレールが見えるので、たまにベランダでボーっとしながらゆいレールを眺めていました。
この日からは会社が用意した辻の「ビーチサイドホテル」に移り、ここでも3泊します。Mr.KINJOから移るとやっぱり狭く感じますね……
午後1時に集合して、簡単な説明がありチェックイン。部屋で渡されたPCRキットに唾液を入れてPCR検査を受けます。
検査の結果が出るのに大体3日くらいかかるとのことで、その間は基本的にホテルで待機するように言われています。陽性だった場合は島に渡れないので、落ち着かない日々になりそうですね。
ただ北大東島では、ブログを書いている段階でも一人も新型コロナ感染者が出ていないので、離島に滞在するための儀式として受けるのは仕方のないことかと思います。
今製糖期はこの絶海の孤島での医療事情を痛感した出来事もあったので、もしこの島で新型コロナ感染者が出るとホントに大変なことになります……
とは言っても、ホテルで出る朝食以外の食事は自分で用意しないといけないので、外出は避けられません。
ただ、この3泊の間のホテル代やPCR検査代は会社持ちで日当も出ているので、さすがに飲みにはいけません。ということで、仲間と近くの食堂へ行き、ビーフストロガノフと沖縄そばのセットというあまり見かけないメニューに挑戦。
650円と安く、どちらも美味しかったけど、別々に食べたほうがいいような気もしました……
雨も上がったので、ホテル近くにある、トンネルの換気塔を兼ねた三重城タワーまで散歩。
タワーは閉鎖されていて登れませんでしたが、周りの遊歩道を散策していい気分転換になりました。
北大東へ渡る日。ようやく晴れました。この間、陽性なら検査結果の連絡が来ると言われていたのですが、来なかったので多分陰性だったのでしょう。
チェックアウト後、泊港にある大東島向け貨物の荷受場にバイクを持って行って手続き。
泊からは路線バスで那覇空港へ行こうと思っていたのでバス停へ向かっていたところ、仲間の一人から電話。
「今どこにいる?」「泊で「だいとう」にバイク乗せる手続きしてた」「なんか一人だけホテルに取り残されたんだけど、まだホテルにいるかなと思って」「じゃあタクシー探してそっちに向かうわ」
ということで、結局タクシーで那覇空港へ。内心「路線バスで行くには手荷物多いな……」と思っていたので渡りに船というか。
今回もやってきました9回目の北大東島へ(写真は南大東島です)。
この時は初収穫まで23日間も待機するとは夢にも思っていませんでした……