2021沖縄から北海道へ10日目 北九州~奥出雲 自分のためだけの贅沢な空間

小倉に泊まった翌朝。関門橋を渡って九州ともお別れです。

朝ラッシュの下関市を抜けて、本州最西端の「毘沙ノ鼻」まで来ました。

ここも九州本土最西端と同じく国道から離れて細い道を延々と進み、ごみの最終処分場の横を抜けたどん詰まりという足がないと行きにくい立地にあって、観光地要素は薄めです。

駐車場の看板に最西端到達証明書がもらえると書いてありましたが、また下関市内まで小1時間の道のりを戻るのはしんどいので、機会があれば……ですね。

天気が良ければ正面に蓋井島が見えたはずですが、このどんよりお空では……

「角島に行くのも今回はヤメにするか……」

このあたりで、車のオドメーターが77,777kmになりました。

「なんかいいことあるかなぁ」

というわけで、角島は飛ばして、一気に出雲大社までワープしました。

途中益田市でちょうどお昼時となりましたが、特に食べたいものも思いつかなかったので、ショッピングセンターのケンタッキーですませました。たまにはこんな日もあります。

雨の日の神社の少し空気が重たい感じ。嫌いではないです。

出雲大社に参拝した後は山のほうに入り、雲南市へ。

木次線南大東駅。沖縄の大東諸島と全くつながりはないとは思いますが、近くまで来たなら何となくここには寄っておかないといけない気がしました……

今日の宿泊は、奥出雲町の「奥出雲多根自然博物館」。

ここは日本で唯一の「泊まれる博物館」を売りにしていて、

19~21時の間は「ナイトミュージアム」として、宿泊者限定で解放されているのです。

この日の宿泊は自分だけだったので、自分一人のために博物館が開いているという贅沢な時間を満喫。

夕食は取らなかったのですが、すぐ向かいにある温泉のレストランで夕食も食べることが出来ました。温泉の券はフロントで貰えました。