富山湾に沿って富山県に入ります。天気が良ければ海の向こうに立山連峰が見えるはずなのですが……
岩瀬カナル会館の駐車場に車を停め、1700円のチケットを購入。1日2便ある富岩水上ラインの運河クルーズ船に乗ります。
出航からしばらくは富山港の中を進み、運河に入ると、鉄の門が見えてきました。
中に入ると後ろの扉が閉まって注水が始まり水位が上がってきます。
中島閘門はパナマ運河と同じ複扉式の閘門で、閘門を実際に旅客船が通るのは全国でここだけのようです。ここを通ると中島閘門のダムカード(非公式)がもらえます。
このクルーズも貸切で、ガイドさんの説明をマンツーマンで聞いていると、ブラタモリのタモリになった気分です(2日ぶり2回目)。
晴れてたら散策したかったけど結構雨風が強くなってきたので、富山駅へ。
お昼は駅ナカの「西町大喜」で、富山ブラックラーメン。
ネットなどを見るとかなりしょっぱいという話だったので、保険的に味変用の生卵も頼んでみましたが、そのままでは食べられないほどしょっぱいということはなかったです。
とは言っても、しょっぱいことには違いないのでご飯が進みます。普通におかずとして美味しいのでご飯は頼んだほうがいいです笑
しょっちゅう食べたいかと言われれば……ですが、天下一品のこってりのように毎日はいらないけど定期的に食べたくなる味かもしれません。
食後は富山のローカル飲料カウヒーで口直し。
MAXコーヒーのような味を想像してたけど、もう少し甘さマイルドで美味しかった。
岩瀬カナル会館で買ったチケットには、帰りの路面電車チケットが付いているので富山地方鉄道富山港線で岩瀬へ戻ります。
2020年から、富山地方鉄道の市内線と旧富山ライトレールが富山駅構内で繋がって相互乗り入れが始まり今の路線名になったのですが、どうしても富山ライトレールと言いそうになります。
函館もJRと市電の乗り換えに信号を渡らずにすむようになれば利便性は上がると思うのですが、線形や予算の関係で難しいんでしょうね……
小学生の頃、国鉄富山港線に乗って以来なので何十年ぶりでしょうか。東岩瀬で下車。
東岩瀬は沿線で唯一旧富山港線時代の駅舎が残っています。
東岩瀬で降りたのは、岩瀬の街歩きをしたかったから。
北前船の寄港地で栄えた岩瀬の集落。今でも当時の街並みが残っていてブラブラ散策するにはちょうどいい規模でした。
岩瀬から魚津に移動してほたるいかミュージアムへ。
ホタルイカ漁は深夜から早朝に行われ、漁を見学するツアーに参加すると青白く光るホタルイカを堪能できるのですが、コロナの影響でツアーは休止中。ということで3~5月の漁期限定で見られるホタルイカの発光ショーを見られたのは運がよかった?
また、この時期の新月の深夜で満潮という条件が重なると、海岸でホタルイカの身投げと言われる、波打ち際でホタルイカが青く発光する現象も見られることがあるらしいです。
ホタルイカの身投げ話、富岩水上ラインでも聞いたなぁ……
宿泊は魚津市内でしたが、どうしても富山の回転寿司ならここ行っとけ的な「氷見きときと寿し」に行きたくて、夕食は隣の黒部市へ。
函太郎や根室花まるのようにお値段はそれなりでしたが、どのネタも美味しかったので無問題。富山を満喫できました。