実家に戻った翌日、阪急・阪神・京都市営地下鉄・京都市バスが1日乗り放題で1700円の「いい古都きっぷ」を使って、京都に行くことにしました。
阪急電車で京都河原町まで行き、清水寺に向かって歩いていきます。
こういう感じの街並みは北海道にはないので、普通に歩くだけで楽しい。
京都河原町駅から寄り道しながら小1時間で清水寺に到着。
清水の舞台を見るのは、多分中学の遠足以来かもしれません。
紅葉は終わりかけでしたが、まだまだキレイでした。
修学旅行生が多かったので、それなりに賑わってはいましたが、観光客はまだまだ少ない印象を受けました。
八坂神社を通って、
知恩院へ。京都はメジャーな観光地が多すぎて、ある程度行く場所を絞らないとまわりきれないですね。
さらに歩いて、蹴上のインクライン跡に来ました。
線路の跡や当時使われていた台車が復元されていました。
この木は桜らしいので、桜の時期にも一度来てみたいものです。
蹴上駅への通り道で、インクラインの下をくぐるトンネルを歩くと、何かに吸い込まれていくようなちょっと不思議な感じになります。よく見るとレンガが斜めにねじれて積まれています。これは「ねじりまんぽ」というトンネルの強度を上げるためにレンガを斜めに積む技術、とすぐ横の案内板に書かれていました。
お昼は京都らしさあふれる日本料理店へ。
日本庭園を眺めながらのお昼。
地下鉄とバスを乗り継いで嵐山に来ましたが……
渡月橋は、橋の上で人が渋滞しているほどの混雑。
京都でも他の場所はそこまでの混雑ではなかったのですが、なぜか嵐山だけは人が多かったです。
嵐山からは阪急で帰ります。自分が子供のころ京都線の特急として走っていた6300系が、今は支線を往復するだけに使われているのを見て何とも言えない気持ちに。特急もロングシートだった神戸線沿線住民から見ると、京都線の転換クロスシートの特急は憧れだったんだよね……
十三で宝塚線に乗り換え、庄内で下車。駅の近くにある「モンパルナス」へ。
関西の40代以上なら多分脳裏に焼き付いている「パルナス」のCMとCMソング。
「パルナス製菓」は20年くらい前に清算されて今はもうありませんが、その流れを引き継いだ「モンパルナス」が、尼崎から庄内駅前に移転して営業しています。
お土産にパルナスグッズとピロシキを購入。
パルナス復刻委員会公式ツイッターからの助言に従って、オーブンで焼きピロシキにすると、外皮がパリッとして非常に美味でした。
翌日は、帰省の度に毎回行っている元町高架下商店街へ。
もうかなりの数の店舗が撤去されていました。
でもまだ所々に昭和の残滓が。
今回モトコーに来た目的は、東海道線の高架柱に以前華僑が経営していた時代の店名が直接描かれていると新聞に出ていたのを見て、ぜひこの目で見てみたいと思ったのですが……もう塗りつぶされていました。
モトコー3番街は改装が進んでいて、今風の外観が出来つつありました。
昭和の時代には神戸駅寄りの7番街にあった軍払い下げのお店「イカリヤ」が、1番街で今でも営業しているのが嬉しいですね。