今日も後の行程を考えて、朝食のバイキングは控えめにしました。ますのすしが美味しい。
朝食を食べたばかりですが、まずは滑川市のハンバーガー「うずや」へ。
何で知ったかはもう忘れましたが、行きたいところリストに入っていたので来てみました。
レトロな雰囲気がいいですね。
注文が入ってからハンバーグを焼くので、少し待って出来たチーズバーガーは、素朴な美味しさがあっていくつでも食べられそうな感じでした。
魚津市に入り、「東山円筒分水」を見学。
上流側から水路トンネルを通ってきた農業用水が円筒の下から噴出して、3つに分かれた分水路より放出されるという単純な機構ですが、用水の幅を配水先の面積から割り出し、各地域に水を公平に分けるという重要な役目を果たしています。
入善町に入り、以前から来たかった「下山芸術の森発電所美術館」が、ちょうどこの日よりオープンとのことで来てみました。
旧黒部川第二発電所の建屋を利用した美術館は、企画展開催時のみ開館していて、なかなか通るタイミングと合わなかったのですが、今回やっと来ることが出来ました。
内部の発電機や導水管なども一部残されていて、周りの施設と合わせて見学が出来ました。
美術館の隣の北陸電力黒東第三発電所の建屋は、旧発電所に合わせたレンガつくり風になっています。
新潟県に入り、国道8号線沿いの親不知パーキングに車を停めました。
親不知の旧道を散策。国道にしては幅が狭く、トラックの行き来は大変だったと思います。
ちょっとわかりにくいですが、3世代のガードレールやガードロープの残る場所から海のほうに降りると、
北陸本線親不知トンネルの廃線跡に出ます。
入口には糸魚川市が用意した懐中電灯のレンタルサービスが。どれも電池の残りが少ないのかあまり明るくなかったのですが、比較的マシなモノを持って中に入ります。
所々に足元を照らすライトはあるのですが、懐中電灯があるとトンネルの天井に付いた煤などもよく観察できます。
待避所には、多分小学生くらい向けにトンネル豆知識を書いたパネルもありますが、あまりお子様が気軽に来られる立地ではないような気もします。
12分くらい歩いて出口へ。
こちら側にも懐中電灯の貸し出し箱がありました。
トンネル前後の立地を見ると、よくこんなところに線路を通したなぁとの感想しか出てきません。
海岸にも降りられるようですが、帰りのことを考えて今回はヤメにしました。降りたらまた上らないといけないし……
お昼は糸魚川市内の「すき家」でチーズ牛丼。
「フォッサマグナミュージアム」で、岩石や化石をひたすら眺めます。
北海道石の展示もありました。
糸魚川市内から国道148号線を山のほうに向かって、フォッサマグナパーク駐車場より遊歩道を歩いていきます。
7~8分くらい歩くと「糸魚川―静岡構造線断層露頭」が見えてきました。
左の白っぽいほうがユーラシアプレート、右の黒っぽいのが北アメリカプレートだそうです。
こうしてみると、ほとんどのプレート境界は、海底か山脈にあるように見えます。
国道の駐車場から歩いて数分でプレート境界が観察できるのは、実はすごいことなのかもしれません。
プレート境界の白線の先の川を渡った向こう岸には酒蔵があって、道路にもプレート境界の表示があったらしいのですが、今回は行きませんでした。
時間が合えば列車の写真も撮りたいと思ったのですが、時刻表を見ると1時間後だったのでこのまま高速で新潟市へ。
土曜日の新潟市内の宿はどこも高かったので、ちょっと郊外の「ホテルビジネスイン新潟南」がこの日のキャンプ地になりました。
夕食は宿の近くの「イオンモール新潟南」のなかにある「みかづき」で、
チーズハンバーグイタリアンをテイクアウト。