大島を出てしばらく経ってから起きました。入港の放送で起きたのですが、まだ外が暗かったこともあって外には出ず寝たままでいました。
7時30分頃定刻より少し早めに利島港入港。見るからに険しそうな地形ですね。
8時30分頃新島黒根港着。行き先を新島にするか神津島にするかずっと考えていたのですが、滞在時間が4時間くらいしか取れず、新島は港と集落の距離が神津島より遠かったので、今回は見送りとしました。またいずれ来たいですね。
9時頃式根島野伏港入港。大島以外では一番下船客が多かったです。大島と式根島は20代の頃に来たことがあったので、今回の候補には入れてませんでしたが、ここもまたいずれ来たいですね。
定刻の10時頃、神津島前浜港に到着。
神津島船客待合所「まっちゃーれセンター」にコインロッカーがあったので荷物を預けます。1日200円。東京の駅は500円だったので良心的な値段で助かります。
待合所から歩いて7~8分、坂を上ったところにあるレンタバイク屋さん「神津島オートサービス」で原付を借りました。3時間でガソリン代込み3,300円。
赤崎展望台だけなら自転車でもまあ大丈夫ですが、山を越えて多幸湾方面にも行くならバイクは必須です。
集落の狭い路地を迷いながらやっと見つけた神津島郵便局から、ここまでに買ったお土産を発送。ここの郵便局は、土日も午前中だけ開いていたので助かりました。
まずは多幸湾展望台へ。山の緑と断崖絶壁の白、海の青さのコントラストがいいですね。
多幸港へ。風向きによっては定期船がこちらに入港することもあるそうですが、この日は乗下船ともに前浜港でした。
港のすみっこに「多幸湧水」があって、飲んでみましたが冷たくて美味しかったです。容器があれば持ち帰りたかった。
神津島空港近くに都道のヘキサがあったので、記念に一枚。
神津島灯台に来ましたが、あそこか…結構上だな…
この日は暑かったのではるか彼方に見える灯台まで登っていくことに少し悩みましたが、あまり来る機会もないだろうとのことで行くことに。
3~4分、山道を登って灯台に着きました。
灯台横の展望台からの眺め。
断崖絶壁の中の入江「千両池」も下まで降りていけるとのことでしたが、あそこまで降りるのは帰りが大変そう…ということで、上から眺めるだけにしました。
ここまでずっと雨や曇りだったこの旅も、神津島に来てようやく晴れました。島巡りは雨だとどうにもならなくなるので、晴れてよかったです。
ありま展望台から神津島の村落が見えました。ここまでしばらく人の気配がなかったので少しホッとしました。
村落内にキャン★ドゥがありました。100均があると、島の生活はかなり便利になると思います。
少し時間が押し気味で、食堂に行く時間がなさそうだったので「スーパーまるはん」で昼食を調達。弁当の種類も多く、キャッシュレス決済にも対応していたのはありがたいですね。
少し走って沢尻湾のあたりでお昼にします。
赤崎展望台を目指して走っていると説明板が。あまり時間がありませんでしたが「トロッコ」の字を見て行くことに決定。
元々はすぐ裏の山で取れたコーガ石を船積場まで運ぶためのトロッコでしたが、風波に耐えて今も跡が残っているのがいいですね。なぜか車軸が1つだけ放置されているのも絵になります。
島の最北端に近い「赤崎展望台」へ。
海キレイな~
思ったより規模が大きく奥まで行けなかったのですが、ここで時間切れ。
車道の終点まで行って戻ります。
バイクを返して港へ。結局神津島村郷土資料館も行けなかったし、滞在4時間では全く足りませんでした。
港の手前でお土産を買って、下田行きのチケットを購入。
神新汽船「フェリーあぜりあ」が入ってきました。船名のローマ字は「AZALEA」となっていますが、新日本海フェリーと被るからこの船名になったのでしょうか。
14時05分頃定刻より少し早めの出港。海底のコンクリート設置物までよく見える透明度の高さ。
約2時間半の船旅で下田港まで戻ってきました。
下田は、幕末にペリーと幕府が結んだ「日米和親条約」で函館とともに開港されたという、親近感の湧く街です。日米和親条約が締結された土地だからか、函館よりペリー推しが激しい気がします。
街中にある「土藤商店ギャラリー」へ。
向かいで今でも営業している酒屋さんの、古い看板などを展示しているギャラリーで、古いコップなどの小物の販売もしています。
この日の宿はゲストハウス「あたらよ」。チェックインとチェックアウトはあらかじめ送られてきた数字のコードかQRコードで行い、スタッフとは全く出会わない今時のゲストハウスでした。
昨日と今日の御船印。東海汽船の御船印は竹芝で20種類くらい売ってる他にも、島限定御船印があったりして、コンプリートの難易度は高いです。
夕食は、日曜日だったのであまりお店が開いていなくて、駅前の回転寿司と、
ラーメンで済ませました。