本を持ち込んだりはしていましたが、基本フェリーの中ではあまりすることがないので、風呂に入ったり、部屋のテレビで現在位置を眺めたりとボーっとしていました。
そんな中でも楽しみは食事!お昼は駿河湾のシラス丼。
ずっと揺れていましたが、豊後水道に入るころから少しづつ揺れは収まってきました。
レストランは新日本海フェリーの敦賀航路と同じく、タブレットでの注文でした。
夕食はチキン南蛮定食。自分が知っているチキン南蛮と少し違いますが、いろいろ流派があるんでしょうね。
21時頃新門司港に到着後は、関門橋近くのノーフォーク広場の駐車場で車中泊。
翌朝、門司側の関門トンネル人道入口駐車場に車を停めて、門司港駅までバスで移動。このバスも時間を確認するたびに時刻変更・減便されていて、西鉄バスでもいろいろ厳しいのか…と思いました。
門司港駅は駅自体が国の重要文化財で、構内にも貴重な資料などを展示したミニ展示室などもありました。今回は行きませんでしたが、隣の九州鉄道記念館や門司港レトロ地区と併せてここだけで1日観光に充てるのもいいなぁと思いました。
門司港駅から歩いてすぐの関門汽船乗り場で、チケットと御船印を購入。
高速船なので、5分で本州の下関に到着。2階のオープンデッキからの眺めがいいのですが、この日は寒すぎました。
船着き場からすぐの唐戸市場は、月2回の休市日に当たってしまいました。残念。
関門トンネルの人道入口まで歩いて移動。
唐戸市場からいろいろ寄り道しながらゆっくり歩いて、約30分くらいで下関側の関門トンネル人道入口に到着。
エレベーターで下に降りると、歩道の入口に国道2号線のおにぎりが。
だいたい中間地点に山口福岡県境の表示があります。
自転車と原付は20円かかりますが、歩行者は無料なので、ウォーキングに利用している人もいました。歩道は起点終点が高く中央が低くなっているので、荷物満載の原付を押していくのはしんどそうです。
昭和感あるエレベーターで地上に戻りました。
さて九州編のスタートと、今日の目的地に向かっていると、足元から異音が。
ちょっとした段差を超えると大きいカタカタ音がして、足回りを見ても何ともないのでまた走ると段差を超えたとたんにふたたび異音が。何かが漏れてる様子もないし一応走れるけど、音の大きさから走り続けないほうがいいと判断して、JAFへ連絡。
1時間くらい待って来たJAFの隊員さんに見てもらうと、左前輪のブレーキキャリパーのボルトが外れていたとのことでレッカー移動することになりました。
ここで困ったのが、JAFは車を運んでくれるだけで、どこに持っていくかはこちらで指定しないといけないこと。北九州に馴染みの整備工場などあるわけもなく、ディーラーも定休日が多く、何とか営業しているディーラーを見つけて、JAFの無料範囲ギリギリの約20kmの距離を運んでもらいました。
ディーラーさんでは「中古ですがボルトがちょうどあったので取り付けました、お代は結構です」と言われ、午前中の予定はなくなりましたが、おかげさまでまた旅を続けられるようになりました。助かりました。
お昼はディーラーの近くにあった「ウエスト」で、うどんとミニ親子丼のセット。元々別のウエストの店舗でお昼を取る予定だったので、近くにもあってよかった。
もともとこの日は深夜博多発の船で対馬の比田勝に渡る予定だったので、時間や行程に余裕がありました。
ということで、気を取り直して観光再開。まずは行きたいところリストに載っていた若松区の「軍艦防波堤」へ。広島にもコンクリート船の防波堤があるそうなので、いずれ見に行きたいですね。
北九州の沖合にある白島石油備蓄基地についての展示がある「白島展示館」へ。展望室から見る響灘は波が高く、軍艦防波堤のあたりからずっと風も強かったので、対馬行の小さい船はかなり揺れそうだなと思っていました、この時は。
博多に向かって「道の駅むなかた」での休憩時に、運行状況を
「九州のりものinfo.com」
http://www.norimono-info.com/group_frame_set.php?type=ship
で確認すると…欠航でした。フェリーを予約してると連絡があるらしいですが、予約なしだったのでこの時初めて欠航を知りました。
とりあえずこの時点で対馬と壱岐行きはなくなったので、対馬の宿にキャンセルの連絡。交通機関の運休理由なら当宿もキャンセル代の対象外ですが、何か申し訳なかったです。これでこの後5日間の予定が空白になったので、今日どこに泊まるかを道の駅で一人作戦会議。
会議の結果、ひとまず九州内のどこでも移動がしやすい鳥栖まで南下して、ネット環境も整った「快活club鳥栖店」へ。
夕食は近くにあった「お弁当のヒライ」でチャーハン。朝食用にちくわサラダも忘れずに購入。