千畳敷一帯は、終戦まで全山が要塞化されていた函館山の中で、もっとも大規模の施設があったところです。
地下掩蔽(えんぺい)壕の脇を通り、千畳敷右翼観測所に上ってみます。
御殿山からの見慣れた函館市街と少しだけ違った景色が眺められます。
振り向けば津軽海峡も一望できます。
千畳敷第2砲台までは下に千畳敷コースの登山道を見ながら進みます。
千畳敷第2砲台の石積みは、建物の土台として現在も使用されています。
さらに進むと千畳敷戦闘指令所跡に着きます。
ここは中のほうに入って見学できるようになっていて、電話室の跡などがあります。
ここまで、ほとんど人の気配もなく気温の割にさわやかな風が吹いていて、快適なハイキングでした。
ここから笹の中の小道を千畳敷休憩所に降りて一服した後、千畳敷コースから40分くらいで御殿山に到着しました。