2023沖縄から北海道へ15日目 鹿児島~フェリーさんふらわあ 聖地巡礼

ゲストハウス近くの市役所前電停から、鹿児島市電に乗ります。

架線がセンターポールで、軌道敷が芝生で緑化されていると、景観上もスッキリ映える感じでいいですね。函館だと冬のことがあるから特に芝生化は難しいかも。

鹿児島中央駅前電停に到着。市電の線路は電停の前後だけ道路を横断して、JRからの乗り換えで道路を渡らなくてもいい構造になっています。熊本駅前も同じような構造だったので、函館駅前もこうなると便利だと思いますが、函館は駅と電停の配置を見るとちょっと難しそうですね。

鹿児島中央駅からは「きりしま6号」で移動。

窓側席にコンセントがあるのが嬉しいですね。

「九州ネットきっぷ」だと、指定席と自由席の値段があまり変わらなかったので指定を取りましたが、4両のうち3両ある自由席はガラガラで半車の指定席は結構混んでました。これなら自由席でもよかったかも。

鹿児島中央から1時間20分で都城に到着。

観光案内所の無料レンタサイクルを借りる予定でしたが、昼から雨予報が出ていたので「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」まではタクシーで移動。

まずは霧島焼酎神社へ。

いつも美味しい焼酎を飲ませていただいてありがとうございます。

神社横の「霧の蔵ベーカリー」で明日の朝食用にパンを購入。ここのパンは焼酎の製造で出るもろみ(焼酎粕)を使っているらしいです。正直普通のパンとの違いまではわかりませんでしたが、美味しかったです。

霧島創業記念館と、

霧の蔵ミュージアムで「霧島」の歴史や製造法のお勉強。

最後はショップで霧島の原酒や霧島グッズ・ショップ限定のお菓子などを大量購入。

ふだん赤霧島と茜霧島を愛飲している自分にとって、充実した聖地巡礼になりました。

お昼は「資さんうどん」で、かしわごぼ天うどんとおでん。資さんうどんは北九州のチェーン店ですが、美味しいので無問題。

うどんを食べ終わって店から出ると、予報通り雨が降ってきました。

都城駅からは、志布志行きの鹿児島交通バスで移動。

このバスは、1987年に廃線になった旧国鉄志布志線の跡に沿って走る代替バスなのですが、都城から志布志まで直通する便は、平日は1日4便休日は3便のみです。

都城駅を13時52分に出るバスに乗ったのですが、これが終バスです。最終の時間早すぎ。

都城の市街地では5~6人乗っていましたが、だいたい中間地点の中森園というバス停から先は貸切状態。

全国どこにでもある話ですが、乗らないから便数が減るのか、便数が少なく使いづらいから乗らなくなったのか、この地域ではバスももう必要とされていないのか、などなどいろいろ察するものはあります。

約1時間半で志布志駅前に到着。

駅前のスーパーで最後の買い出しをして、志布志港まで歩いていきます。

市役所の支所にある有名な看板もそうだけど、志布志って言いたいだけ?

フェリーターミナルの顔出しパネルも志布志をアピール。

ターミナルから乗船口に向かう通路から見える看板も。

地名自体にアイデンティティを求めている感。好きです。

大阪南港行き「さんふらわあさつま」に乗船。今回はスタンダードシングルBにしました。このクラスに冷蔵庫を求めるのはちょっと贅沢かもですね。

御船印も無事入手。

夕食は志布志のスーパーで買った鶏のたたきと、

船内のレストランでテイクアウトできるカレーにしました。