2024沖縄から北海道へ9日目 サンスターライン~釜山 韓国上陸

昨晩は、瀬戸内海を航行しているうちに寝たので揺れは感じなかったのですが、朝起きるとうねりもあって結構揺れています。

上級船室専用ラウンジ。コーヒーやジュースがフリーという話でしたが、何回か顔を出してもほぼ何もありませんでした。辛うじて1杯分だけ残ってたコーヒーを飲んで休憩。

朝食のバイキングを美味しくいただいて、そろそろ船室に帰るかというタイミングで、レストランの係員に呼ばれました。

ついていくと、別室に上級船室用の朝食が準備されていました。それはレストランの入口で船室番号入りの食券を渡した時に教えて欲しかった…さすがに全部は入りませんでした…もったいなかった…

もしかしたら、昨晩の夕食も別室に用意されていたのかもしれません。

釜山の街並みが見えると波も収まって、定刻の午前10時、釜山港に入港しました。

入国審査で若干並びましたが、特に問題なく入国。

ターミナル内の釜山銀行で、とりあえず2万円を両替。167,400₩になりました。韓国ウォンは日本円に0を一つ足せばいいくらいのイメージだったので、改めて円安を実感しました。

観光案内所で日本語の市内観光マップも入手。

釜山港国際ターミナルから釜山駅までは、屋根付きの歩道橋で移動できます。

人生初韓国なので、多分面白いことは書いてないっぽい看板にもテンションが上がります。

釜山駅の中を通り過ぎて、

この日泊まるホテルに荷物を預ける前に、コンビニで日本のSuica的なT-Moneyカードを購入しました。3000₩。

いくら入れていいか見当がつかなかったので、とりあえず一番大きな紙幣の50,000₩札を出して、レジのハルモニ(おばあさん)に覚えたての韓国語で、
「チュンジュネ ジュセヨ(チャージしてください)」と言うと、「え、これ全部?」みたいな反応をされて、多すぎた?と少し不安になりつつ「はい」と思わず日本語で答えると、ああ日本人だったのね、みたいな感じで無事チャージしてもらいました。

ホテルに荷物を預け、ホントに使えるかなと若干緊張しながらT-moneyカードをタッチして、地下鉄で中央駅からチャガルチ駅へ移動。

何か面白そうなものはないかなと、国際市場を散策します。

惜しい。

路地の間から釜山ダイヤモンドタワーが見えました。

タミヤ光復店ヨシッ!

お昼はあまりお腹が空いていなかったので、ビフ広場の屋台でチーズホットドック。

美味しかったけど、4,000₩(459円)は今思うと若干観光地価格な気もします。

海沿いにあるチャガルチ市場を散策。1階のお店で鮮魚などの材料を選んで、2階で調理してもらうという、那覇の牧志公設市場方式。

天気もよく、散策も楽しい。

少し歩いて、チャムンドン交差点のバス停へ。

ちょうど来たバスで、甘川文化村に着きました。

韓国初バスで少し緊張しましたが、市内路線だととりあえず乗るときと降りるときにT-Moneyカードをタッチすればいいようです。乗るときのタッチで料金が引かれ、降りるときにタッチすると、バスや地下鉄への乗り継ぎが割引になるようです。

入口にある観光案内所でスタンプ地図を購入。村内に11ヶ所あるスタンプを押した地図を観光案内所に見せると粗品がもらえるとのことです。

今回は購入と同時に粗品的なポストカードをもらったので、スタンプは何ヶ所かで押しただけで改めて案内所には行きませんでした。

範囲が広く高低差もあるので、スタンプポイントを全部まわると結構大変だと思います。

とにかくあらゆる場所にアート作品があるので、ただ闇雲にまわるよりは、

アートの説明やモデルコースも描かれているスタンプ地図を買って、ある程度絞ってまわるほうがいいかもしれません。

アート作品で一番人気の「星の王子様」の前には行列が出来ていました。

少し葉桜になりかけでしたが、いろいろな場所でソメイヨシノが見られました。

バイクも入れない路地沿いだと、実際に暮らすのは大変かもしれません。

昔の商店の1/1ジオラマも作品の一部。こういうの好き。

1時間くらい散策していると、いつのまにかかなり下のほうまで下りていたので、急な坂を上がって汗をかきつつバス停まで戻りました。

帰りのバスは地下鉄土城駅で下車。

知らない街を散策するのは大好物なので、わざと地図を見ないで適当な道を選んで歩きます。

土城駅から歩いて15分くらいで「宝水洞書店通り」に到着。

釜山の古書店街で、バイクや車・鉄道の雑誌でもあればお土産に…と思って来たのですが、1軒にわずかな雑誌があっただけで、あとは普通の本ばかり。

翌日行った新刊の書店でも、雑誌コーナーは1m四方くらいのスペースに、経済やファッションの雑誌がまとめて置かれ、半分くらいは日本やアメリカの雑誌でした。

ちょうどGW後に、韓国からの旅人さんが来たので聞いてみると、
「韓国では、雑誌という文化はほぼ途絶えたので、もうどこにも置いてません」
とのことでした。インターネットが発達した影響だとも言われました。

日本もそのうちこうなるかもですね。

この日は、4年に1回の韓国の国会議員総選挙の前日だったので、選挙カーでの活動や、交差点で運動員の人が突然(多分)候補者の名前を叫びだしたりと、なかなかの賑わしさでした。

日本のバイクは結構見かけました。

「釜山近代歴史博物館」へ。入場は無料でした。

やっぱり避けては通れないのが、日本統治時代の展示。結構多めでした。

多分1960年代の釜山の下町のジオラマ。出来が良くいつまでも見ていられます。

 

釜山ダイヤモンドタワーに上って、上から釜山の街を見物。22時まで開いていたので、夜に来るともっといい眺めだったと思います。

今思えばホテルからそんなに遠くなかったのに、なぜ夜にも行かなかったのかとも思います。

釜山ダイヤモンドタワーのある龍頭山公園では、八重桜が見頃でした。

夕食はお昼を食べたビフ広場にある「東豆川プデチゲ」でプデチゲ。

ほど良い辛さで美味しい。付け合わせのキムチも日本のキムチとまた違う美味しさがありました。9,500₩(1,092円)でした。

ここキャン。東横イン釜山中央駅。agodaから予約して、2泊で104,346₩(11,993円)でした。

この実家のような安心感。日本と同じAタイプのコンセントが使えるのもありがたいです。

部屋からの眺め。

夜になるとこんな感じでした。

ロッテマートで買ってきた今宵の晩酌セット。Chang Beer500mlは3000₩(345円)、焼酎の200mlペットボトルは1120₩(129円)でした。焼酎がお手軽価格なのはいいですね。