ちょっと早起きして、島原港朝7時発の九商フェリー「フェリーくまもと」に乗船。
窓口で御船印も購入。
島原熊本航路には九商フェリーの他に、30分で両港を結ぶ熊本フェリーもあります。九商フェリーは60分で軽自動車+運転手で3,200円、熊本フェリーは30分で3,800円、絶妙な価格差ですね。
かっぱえびせん目当てに、恐怖を感じるくらいウミネコが寄ってきます。
後部甲板で朝食のパンを食べようと思っていたのですが、取られそうなのでヤメにしました。
昨日今日のフェリーのむき出し車両甲板で潮をかぶってしまったので、長洲港近くのガソリンスタンドで洗車。
長洲港に着いて、有明フェリーの御船印を購入。
長洲港から島原半島の多比良港へ45分の船旅。島原~多比良は車で15km30分くらいの距離ですが、この意味のない移動がまた楽しい。
「乗り鉄」や「乗り飛行機」というジャンルがあるので、「乗り船」があってもいいような。
多比良から島原方面へ向かい、島原鉄道の大三東駅へ。
北舟岡、青海川、海芝浦、下灘など海に近い駅はいろいろありますが、大三東駅はホームと海の間に柵がないのがポイント高いですね。どこで知ったのか外国人観光客もいました。
島原市内に戻り、お昼は「六兵衛」で、島原の郷土料理「ろくべえ」。
ろくべえはサツマイモの粉をうどん状にしたもので、あっさり美味しい。対馬で行く予定だったお店にも同じ「ろくべえ」があったけど繋がりはあるのかな?
武家屋敷の無料駐車場に車を停めて、
武家屋敷通りを散策。
今は一般民家になっていますが、中の一部を公開している家もありました。
そのまま歩いて島原城へ。
キリシタンを弾圧した城主松倉重政が建てた島原城に、キリシタンの資料が多く置かれているのが皮肉というか。天守閣は復元で、島原の歴史資料館的ポジションなので問題ないのかもしれません。
天守閣は復元ですが、眺めはいいですね。
国道57号線から100円払って仁田峠循環道路に入り、仁田峠第二展望台へ。平成新山はちょっとだけ雪で白くなっていました。
島原市内から約1時間で仁田峠展望台に着きましたが、
この眺めで満足してしまって、ロープウェイで妙見岳には行きませんでした。行ったほうがよかったかなぁ。
雲仙温泉街に入り、大江戸温泉物語横の雲仙第4駐車場に車を停めます。
雲仙の見所からは少し遠めなのですが、他の駐車場は500円でここなら300円というちょっとみみっちい理由でここにしました。
遠いといっても、5分くらい歩くと雲仙地獄に着きました。
見所がよくわからないまま散策。
泥の池の中央にあるつやのない場所が泥火山。
駐車場と地獄を挟んで反対側に、ビジターセンター的な雲仙お山の情報館がありました。こちらを先に見ればよかったですね。
国道57号線で小浜に出て、長崎県道201号線へ。
小浜鉄道の廃線跡を利用しているので、カーブ・切通し・トンネルなど鉄道跡の雰囲気が出ています。
この日の宿泊は「ホテルAZ長崎雲仙店」。九州に来るとやたら目に付くAZホテルには一度泊まってみたかったのですが、禁煙室が満室か無いかで喫煙室になったので、部屋に入った瞬間にヤニ臭が…仕方ないですね。
どこのAZホテルでも、外壁に「朝食付き4,950円~」と大きく描かれているので、値上げ出来ないのでは?と言われていましたが、来年6月から1泊シングルが6,050円になるとのこと。ご時勢とはいえ、大胆に上げたな~と感じてしまいました。
夕食は近所の「すずひろ」へ。
カツ丼がおススメぽいので、カツ丼を。美味しかったです。